「活力、いきいきとした」という意味のバイタリティ。特に日本では、「不屈、逆境に負けない」というニュアンスを含んで使われることが多いと思います。物事を動かすには、エネルギーや強引さが必要な場合が多々あり、この強さがある人を私はバイタリティがあると捉え、魅力を感じます。
しかし、昨今では、ハラスメント問題も関係してか、強引な人や態度にはブレーキをかけるべきという考え方が増えているそうです。“リスクは極力減らし、無理はしない方が良い。”一方では正当な態度だとは思いますが、今の政治家を見ても責任回避を前提にした議論が散見され、この先に本当に「活力ある」未来があるのか疑問が浮かびます。「諦めない」ことは簡単ではありません。だからこそ価値として認められ、人も惹きつけられるのだと思います。うまくいかない時は安全策を取りたくなりますが、そんな時こそバイタリティという言葉を思い出して実行していきたいです。