2026/07/27

凡才の努力

 努力に勝る天才なし、という話は幼い頃から何度となく耳にしてきました。真理の一つだろうと思う一方で、それでも才能のある人々に憧れや嫉妬心を抱くことが学生時代を含め多々あります。歌舞伎役者の坂東玉三郎氏がとあるインタビューの中で「努力の重要性」について語っていました。彼は「天才と言われる人でも努力がなければ絶対に成功しない」と断言していました。そして、その努力の方法は人それぞれで決して教えることができない、たとえ遠回りをしたとしても自分自身で試行錯誤しながら自分に合う方法を探って続けるしかないという趣旨の話をされていました。玉三郎といえば所謂天才と言われる側の一人だと考えていたため、このような話をしていることに少し驚きがありました。天才が努力したら敵わないではないか、という思いも正直なくはありません。ただ、結局は努力が必要であり、それしかないのだということをあらためて考えさせられたインタビューでした。世界中で賞賛されているプロ野球選手の大谷翔平もかつては普通の少年で、ただ優れていたのは努力を惜しまなかったことなのだそうです。努力を積み重ねられるかどうかが一つの才能だとはよく言われますが実際に世の中を見渡せばやはりそうなのだろうと思います。腐らずに一つひとつ積み重ねていけるかどうか、すぐに結果がでなかったとしても己で決めた目標達成の為に試行錯誤を続けていくことができるか、それができないことを「才の有無」のせいにしてはいけないということを先人達は教えてくれているように思います。ここは私の勝負だと肝に命じて日々前進したいと思います。

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