2025/06/15

視界の範囲

「どのレベルで物事を把握するか」という立ち位置で見えている範囲が変わることがあります。町内会レベルの催しを考えることと、数万人規模の催しを考えるのとでは、費用も人的リソースもリスクも桁違いに変わるはずです。冷静に考えれば当たり前のことですが、私はたとえ大きな催しの中で考えると決めたとしても、知らぬ間に目の前のことだけに囚われて考えていることがあります。範囲を狭めた方がより把握できると無意識レベルで考えているのかもしれません。ある実業家が、「経営者は全てを自分のせいだと思えるかどうかが重要だ」と話していました。言い訳を考えている時点で、自分が想定した範囲が狭かったことが見えていないのだと。ここでいう想定の範囲が曖昧だと、エラーが起こった際に検証がしづらく、結果言い訳をするしかなくなるのだと思います。 視界の範囲を広げるというより、どこを想定するかの視界のクリアさが必要なのだと思います。

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