やることが多かったり、スピードを求められる現場において、時間をかけずに判断し適切な結果を出している人が社会には一定数います。私はむしろ必要以上に時間をかけて悩んだり考えたりしてしまうため、そういった人たちの「時間をかけない判断力と実行力」に強い憧れを持っています。そもそも、そのような違いは何処から生まれるのでしょうか?
私自身の経験から考えると、その場の状況や周囲とのリアルな関係意識よりもまず「間違うかもしれない」という内部にある不安が先に立ち、結果、判断や決定に時間がかかっているように思います。一方、前者は、そのような内的な不安よりも「スムーズな進行」や「相手や自分にどのような影響を与えたいか」といったリアルな目的とそれに伴う価値判断がはっきりしているように感じます。「迷いの時間」が増えていると感じた時には、自分は何を目的としているのか、という足元をしっかりと固めた成功のイメージを抱くよう心がけてみたいと思います。